おととい朝7時にスタートした
世界陸上の女子マラソン。じっくり競技を追って見たいので、テレビで見ようと思っていたのですが、前夜になって、世界陸上が生で見られる機会って、これからそうはないだろうし、しかもマラソンは沿道で見れば無料なので、やはり見に行くべきではないかと思い、急きょ行くことにしました。
▲車の通行が規制されて、とても静かな御堂筋・大阪市役所前。
マラソンを生で見るのは、小学生の時に父親と自転車で遠出した時に少々見た大阪国際女子マラソン以来。その時はあまり興味がなく、すごさもあまり分かりませんでしたので、本格的に見るのは今回が初めてとなります。事前に
TBSのサイトのマラソンコースマップでコースや通過予定時刻を確認。また、大阪国際女子マラソンとコースが同じなので、それについて書かれたサイトも参考に情報を収集しました。3ヵ所ほどを回って見る予定です。
当日朝、まずは地下鉄で淀屋橋駅へ。8時前に着き、地上へ上がってみると、いつもなら、車がビューンビューン走ってる御堂筋がシーンと静か。歩道の両側に大勢の観戦客が待ちかまえていて、時折聞こえるのはレースを実況するラジオの声。自分もヘッドフォンを耳に入れてラジオで受信したテレビの実況を聞いて先頭集団の位置を把握します。朝早いため、観客と観客の間にまだ余裕があり、ここでもすぐに場所が取れるのですが、写真の背景を考えて、ちょっと東にある中央公会堂前へ移動しました。
<中央公会堂前>
ここは15q〜20q地点の中間くらいの所。ちょうど道がカーブしている所を確保し、向かってくるところを1枚、そして公会堂を背景に真横から1枚と撮る予定。実況によると現在、北浜界隈。ヘリコプターが上空に2機も飛んできました。

▲来たー! 先導車、中継車などに続いて先頭集団がやってきた。
それからしばらくして、いよいよ近づいてきたという時に、聞いていたテレビの音声がコマーシャルに。名建築、中央公会堂前を走るというのに何ていうところでCM入れるんや! 状況がわからないその間に突然、先導のトヨタ「プリウス」。そして、TBSの派手な中継車。その後ろに選手の先頭集団がやってきました。さらにカーブがあったので、曲がってくるまで分からなかったのです。
慌てて、向かってくるところを1枚、そして、公会堂を背景にもう1枚と思ったら、速い! もう行ってしまいました。折角良い場所を狙って来たのに肝心の2枚目が撮れませんでした。こんなところでCM入れるからタイミングが狂ったんや! 肉眼で見る間もありませんでしたが、写真にはしっかりと日本人選手が先頭にいるのが確認できました。実況によると日本人選手5人全員が先頭に入っているということです。

▲中央公会堂前を突っ走る選手たち。
CMが明けたのはちょうど公会堂前を通り過ぎようとしている時でした。後からビデオで放送を確認すると、先頭集団を後ろから撮ることによって何とか公会堂を画面に入れていました。この後、しばらく後ろから来る選手も見ていました。どこの国の選手が来ようと観戦客の「がんばってー!」の声が響き渡ります。テレビでは分からなかった応援の声の迫力です。
<北浜>
次はちょっと南、この中之島から土佐堀川を渡って土佐堀通の北浜辺りで、折り返し地点から戻ってくる選手を待ちます。20q〜25q地点の中間辺りになります。何やら、「風になれ土佐礼子」の旗をたくさん掲げる応援団がいました。ここでは先頭集団を3枚撮ることができました。後で分かったのですが、原裕美子選手の調子が悪くなったのはこの辺りです。
▲土佐堀通を駆け抜ける先頭集団。ゼッケン7番・原裕美子選手、8番・土佐礼子選手。
▲左は新聞社のカメラマンを乗せたトラック。炎天下で大変そう。
ここでも、しばらく後の選手を見てから移動します。今度は北浜駅から地下鉄に乗って先回り。切符売り場は行列になっていました。追いかける人ってそんなにいるんでしょうか。地下にいる間は放送の音声が入りませんので状況がつかめませんでした。今さら実感した地下鉄の弱点です。鶴橋へ行こうと思ったのですが、マラソン選手の足は何とも速いもので、予想時刻ギリギリになりそうになってきたので、予定を変更し、一気にゴールの長居まで行くことにしました。
▲土佐礼子選手の応援団(左・北浜)と、応援へ向かう人々で混み合う地下鉄長居駅。
<長居>
何やら旗を持った人も電車に乗っているなぁと思ったら、長居駅に着くとドバーとほとんどの乗客が降りました。みんな観戦客だったのです。改札口がどこか見えないくらい駅は大混雑。このまま大行列でマラソンコースへ向かいます。ここまで一気に来たにもかかわらず、25分程の余裕しかありません。何やら自分のラジオで聞いたテレビの実況より遅れて同じ声が聞こえてきたので振り返ると、ワンセグテレビを持っている人でした。
ちょうど40q地点の長居公園南口へ。ここはゴール近くとあって大混雑。公園へ入ってスタジアムへ近づこうと思いましたが、ますます混んでいるので引き返して道路へ戻りました。そして、手前の車線に車が走っている所でしたが、公園への入る所が見えるまずまず良い所があったのでそこで待つことに。
ヘリコプターの音が大きくなるといよいよです。先頭に付いていた土佐礼子選手がやや遅れ始めたとの情報が入って心配に。ここまで来ると先頭集団はばらけてやってきました。カメラを上に上げて撮ったので、うまく撮れず2番手、3番手の中国人選手しか写っていなかったですが、土佐礼子選手が公園へ入っていくところを目で見ることができました。
▲先頭のヌデレバ選手を追っかける2番手、3番手の中国選手。長居公園南口付近。
同じ沿道でも、ゴール付近で見ると違うものです。応援の声の高まりと相まって何だか感動しました。ここまで来て良かったです。土佐選手が再び踏ん張って3番手の選手を追い抜いたのはこの後です。そして、実況を聞いてヌデレバ選手(ケニア)1位、周春秀選手(中国)2位。そして、土佐選手見事3位でゴール、銅メダル獲得を確認しました。
この後もここで後ろから来る選手を見ていました。多くの観戦客はしばらくすると去っていったのですが、最後まで見ようとする人も結構いました。ここで疑問。一番最後は何か印が付いた車が来るのだろうかと気になり待ってみることにしました。
次第にとびとびにしか選手が来なくなってきましたが、最初の選手が通過してから待つこと約1時間後、やっと最後の選手がやって来ました。白バイのライダーがマイクで「最後の選手です。」と言ってくれたので分かりました。かなりしんどそうですが、それでも流石、たくましさを感じる足取り。これだけ時間が経ってもまだ応援の声が響き渡るくらい観戦客がいました。
▲最後にやってきた選手と、選手収容バス(右上)、後方警戒車(左下)、規制解除車(右下)。
選手の後ろには「選手収容」の札が付いたバス。そして、「後方警戒車」の警察ワゴン車。続いて最後は「規制解除車」と書かれたパトカーが来ました。これが最後の印だったのです。この後、即座に沿道を仕切るテープが片づけられて、車の規制も解除されました。テレビでは見ることのない最後のシーンまで見ることができました。
ところで、「選手収容」のバスはリタイアした選手を乗せるバスですが、リタイアした選手は最後の選手の後ろに付いて、バスでマラソンコースを進むことになるんですね。また、トヨタと日野のマークが入ったこのバス、燃料電池バスなのですが、なぜか愛知県の「知多バス」の所属を示す文字も入っていました。ネットで調べてみますと、トヨタ自動車と日野自動車が共同開発したこの燃料電池バスは、知多バスに貸し出されて、路線バスとして走りながら公道走行試験が行われているようです。マラソンコースを走る車は放送、警察関係以外はすべて世界陸上スポンサーのトヨタ車ばかりが使われており、このバスもPRのためにやってきたということでしょう。
●フードコートと号外
さて、この後は
先日も訪れた特設フードコートへ再び行きました。「コマーシャルディスプレイ」を通ると、読売新聞のブースで先程の土佐選手銅メダルの号外を早速配っていました。列に並んで人生2度目の号外ゲット!です。競技をやっていないこの時間、フードコートの大型スクリーン前では吉本芸人のトークショーが行われていました。
▲台湾スイーツ「華氷」(左)。公園前の弁当店では「世界陸上応援弁当」を限定販売していた。
そして、今回こちらでいただいたのは、とても暑かったので、氷の台湾スイーツ「華氷」のマンゴー味(500円)をいただきました。上から下までふわふわの新食感のかき氷です。新雪を食べたような食感でとてもおいしいかったです。
▲号外を配っていたJR長居駅の案内所(左)と読売新聞のブース。
さて、号外は読売だけでなく、帰ろうと公園を出た所でも毎日新聞が配っていました。さらにはJR長居駅の世界陸上の案内所を通りがかると、ここでは先の2紙と朝日新聞の3紙をセットで配布していました。探したわけでもないのに、何ともうまいことに3紙を十分にいただくことができました。
自宅に帰ってからは、本来見るはずだった生中継の代わりに午後2時からもう一度丸々放送されたマラソン中継を見て、実際どうだったのかを確認しました。もしかしたら、沿道の自分の姿も映っているかと思いましたが、カメラの後方ばかりになっていて映ってませんでした。
〜世界陸上大阪大会の記念に〜

世界陸上大阪・オフィシャルグッズは、こちら▲
■関連記事
特設フードコートで世界陸上を楽しむ
阪急梅田駅で世界陸上広告ジャック
道頓堀名物のあのネオンが世界陸上バージョンに