生田神社(神戸市中央区)は、JR三ノ宮駅や阪急・阪神神戸三宮駅から徒歩5分程の所にある神戸を代表する有名な神社です。神功皇后摂政元年(201年)に創建され、約1800年もの歴史があります。
御祭神は、稚日女尊(わかひるめのみこと)。神功皇后摂政元年、神功皇后が三韓外征から帰国する途中、船が進まなくなり、神のお告げを聞いたところ、稚日女尊が現れ、私は生田の地に留まりたい・・という声が聞こえました。そこで、砂山(いさごやま・現在の布引山)にほこらを建てたとのこと。これが生田神社の始まりです。
その後、延暦18年(西暦799年)、布引の渓流が氾濫して、砂山の西端が崩壊、社殿が傾斜する被害が出ました。そこで、生田村の刀禰七太夫なる者がご神体を背負い、鎮座地を探し回ったとのこと。
7、8日間に渡り探したところ、ある所で突然、背負っていたご神体が重くなり歩けなくなりました。そこで、これはご神意であろうと、その場所に置くことにしたとのこと。それが、現在地の生田の森です。
生田神社の節分祭は、毎年2月3日に行われ、多数の芸能人・著名人を招待して豆まきが行われます。節分祭は、午前11時(豆撒き神事:11時30分)と午後2時(豆撒き神事:午後2時30分)の2回行われ、基本的に2回共、同じゲストが登場します。ただ一部午前のみ登場の方もいらっしゃいます。
今回、こちらの節分祭に初訪問。この日は、晴天で気温は低め。土曜日でしたので、かなり早くから混むのではないか思いましたが、午前10時20分頃、到着すると、豆まきを待っている方は多くいらっしゃいましたが、まだスペースに余裕がある模様です。
▲まず、舞台でゲストの方々が一言挨拶。トップは月亭八方さん。
そして、10時40分頃、ゲストの方々が入場。1人または1組ずつ、舞台に登場して、一言ずつ挨拶されました。その後、おはらいを受けるとのことで、一旦、本殿に入られました。
▲左から、辛坊治郎さん、石川敏男さん、山口かおるさん。
今回の豆まきに参加の芸能人・著名人は、元阪神タイガースの掛布雅之さん、川尻哲郎さん、的場寛一さん、山本翔也さん、タレントの松村邦洋さん、前田耕陽さん。歌手のコザック前田さん(ガガガSP)、山口かおるさん、ダンサーのHarukaさん、芸能リポーターの石川敏男さん、元読売テレビアナウンサーの辛坊治郎さん、プロレスラーの箕浦康太さん(ドラゴンゲート)、野橋太郎さん(みちのくプロレス)、神戸ご当地アイドルのKOBerrieS♪。
そして、マスコットキャラクターのバファローベル(オリックス・バファローズ)、モーヴィ(ヴィッセル神戸)、コーロクン(コベルコ神戸スティーラーズ)、てっちゃん(カネテツ)。
以上が事前にホームページや看板で紹介されていたゲストの方々ですが、始まりますと、さらに落語家の月亭八方さん、桂小文枝さん、漫才師の大平サブローさん、大木ひびき、中田ボタンさんも登場しました。
▲ゆるキャラも登場。左から、コーロクン(コベルコ神戸スティーラーズ)、
バファローベル(オリックス・バファローズ)、てっちゃん(カネテツ)。
豆まきのために、ゲストの方々が再び登場されたのは、11時15分頃、その頃には、豆まきを待つ人々も多くなり、入場制限が行われていました。
▲神戸ご当地アイドルのKOBerrieS♪。
そしていよいよ、11時20分頃、豆まき開始です。ゲストにタイガースOBの方が多いからか、「六甲おろし」の曲にのせて、盛大に豆まきです。豆は袋に入ったものがまかれ、中には、温泉の入湯券や掛布さんのサインなど当たり付きのものもあったそうです。ちなみにカネテツのてっちゃんは、ちくわをまきました。
▲いよいよ、豆まき開始。
▲左から、中田ボタンさん、大木ひびきさん、桂小文枝さん。右端は、大平サブローさん。
舞台は、境内の真ん中を二分するように設置されています。ゲストの方々は、左右どちらかに向いて豆まきすることになり、お気に入りのゲストが見られるかどうかの心配がありましたが、途中で一旦豆まきを止めて、左右場所を交替する時間がありました。豆まきは10分弱と結構長い目の時間行われました。
▲モーヴィ(ヴィッセル神戸)
そして、午後の豆まきにも訪問。午後2時15分頃からゲストがまた、1人または1組ずつ挨拶。それが終わり次第、皆さん登場し、2時35分頃に豆まきが始まりました。この頃には、すでに入場制限となっていました。豆まきは、午前と同じく10分弱の時間がありました。
▲午後もゲストが一言挨拶・・ガガガSPボーカルのコザック前田さん。
▲午後の豆まき開始。右端は、掛布雅之さん。
▲左から2人目は、前田耕陽さん。
▲左から、川尻哲郎さん、的場寛一さん、山本翔也さん、松村邦洋さん、Harukaさん。
●「神戸」の地名は生田神社に関係
ところで、「神戸」の地名の由来は生田神社に関係していると言われています。平安時代初めの大同元年(806年)、朝廷より生田神社にお供えする家、44戸が与えられたと記録が残っています。
神に仕えて奉仕する人々の家(戸)のことを「神戸」(かんべ)と言い、これが「こんべ」、「こうべ」と変化。現在の神戸市中央区の一帯が生田神社の社領であったことから、それが地名になったということです。
▲境内の奥にある「生田の森」。平安時代には、源平合戦の戦場となったという場所。
▲生田の森にある「金龍泉」。水面に浮かべると文字が出る水占いが人気。
【地図】生田神社
住所:神戸市中央区下山手通1丁目2-1
JR三ノ宮駅、阪急・阪神 神戸三宮駅から徒歩5分。
神戸市営地下鉄 三宮駅から徒歩1分。
JR山陽新幹線 新神戸駅から徒歩20分。
住所:神戸市中央区下山手通1丁目2-1
JR三ノ宮駅、阪急・阪神 神戸三宮駅から徒歩5分。
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JR山陽新幹線 新神戸駅から徒歩20分。
▲三ノ宮駅からは「いくたロード」(参道)を北へ進むと生田神社にたどり着く。
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