●たった2分間の前半戦ハイライト
16日18時からのTBS「前半戦ハイライト」は不可解な内容でした。くじ引きで担当する局が決められるのだと思いますが、前半戦ハイライトは、毎回、メダリストを多数招いて、楽しい雰囲気で前半戦をしっかり振り返る番組が放送されることが定番となっていました。
しかし、今回のTBSは、急きょ切り替えたのでしょうか。卓球の試合の録画中継を行い、その合間のCM開けに20秒程度の日本選手の名場面を挿入するという放送内容でした。挿入されたのは計6回、つまりは合計2分弱だけのハイライト。それだけのことで、テレビ欄に堂々と「前半戦ハイライトおめでとう北島選手」と書かれていたのです。しっかりできないのなら、他の局に譲るべきだったのではないでしょうか。
一方で、16日朝8時からのハイライト枠を担当したフジテレビは、柔道のメダリストが多数生出演させて、独自に前半戦ハイライトを放送。浜田雅功とメダリスト達のトークが楽しく、なかなか充実した内容でした。
●CMのタイミング
テレビの五輪中継では、民放と同時にCMがないNHK−BSでも放送されていることが多いので、実況アナウンサーはCMのタイミングに関係なく実況を続けることになっています。しかし、17日に中継されたラジオの女子マラソンでは、NHKでも放送されていても、「この放送は現地から実況生中継でお送りしています。」と実況アナウンサーが自らCM入りの区切りを付ける方式となっていました。民放がCMの間もNHK向けにそのまま実況を続けるわけですが、CM開けについては区切りは付けていませんでした。
ちなみにラジオの実況を担当したのはTBSの新タ悦男アナウンサー。アナウンス内容がテレビの映像とリンクしていたので、どうやら国際映像を見ながら実況しているようでした。また今回、実況アナウンサーには、大阪の局のアナウンサーは参加していませんが、ラジオ・女子マラソンの現場リポーターとして、毎日放送の上泉雄一アナウンサーが登場し、大阪人としては個人的にうれしかったです。
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