JR倉敷駅方面から続く商店街から道なりに行くと、自然と美観地区の辺り出てきました。たどり着いたのは本町・東町の一帯。塗屋造の町家が立ち並ぶ、庶民的な雰囲気の漂う町並みです。
▲阿智神社。おしくも、この2日後の8月7日が夏祭りでした。偶然その日に来ていたら、もっとにぎやかだったことでしょう。
美観地区といえば、倉敷川べりの風景ばかり、テレビでよく見るので、それが全てなのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。倉敷川べりは観光客向けに作られたお店が建ち並ぶ雰囲気ですが、こちらは昔からの生活に密着した商店がそのまま残っている自然なままの街並みです。
商店街を出た辺りは、ナショナルやコカコーラなどの古い看板があって、昭和のような風景でした。
▲古い看板が並んでいて、昭和にタイムスリップしたような風景。
▲まもなく消える「ナショナル」の看板がたくさん付いた自転車店。
そして、歩き進めていくうち、江戸の風景に変わって参りました。 町屋だけでなく、大正時代に建築された重厚な銀行の建物もありました。
▲中国銀行倉敷支店倉敷本町出張所。1922年(大正11年)に竣工したルネサンス風建築で、国の登録有形文化財になっている。
どこを切り取っても風情を感じる風景です。美観地区では現在、電線の地中化工事が行われており、さらに美しい景観に生まれ変わろうとしています。2010年度には電柱が撤去される計画です。
この町屋の並びにある食品店「平翠軒」(へいすいけん)は、倉敷のどのガイドブックを見ても、必ずと言っていいほど紹介されている有名なお店です。ご主人が全国から集めた珍しい食べ物が取りそろえられています。ここでテレビで紹介された塩ポン酢をおみやげに買いました。
▲倉敷のガイドブックの常連「平翠軒」。
▲森田酒造は平翠軒の経営元。
▲電器屋さんも白壁の町屋。「ナショナル」の方が似合う。
町屋街を出た辺りには、観光地に付き物のこんなものもありました。「キャンディ・キャンディ」でお馴染みの漫画家のいがらしゆみこ美術館。そして、何やら犬の置物の大群が屋根に載っている貯金箱博物館。また、倉敷川べりには星野仙一記念館もありました。
▲いがらしゆみこ美術館。
▲ちょっと異様なアンティーク店・貯金箱博物館。
続いては、美観地区の中心地、倉敷川べりへ参りました。
<次回へ続く>
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