昨年は0系新幹線が展示されている摂津の「新幹線公園」へ行き、当ブログでもご紹介しました(記事 >>)が、そこへ行く前にネット検索したところ、偶然見つけたのが西宮の新幹線公園でした。
こちらは新幹線が展示されているわけではないのですが、なんと!本物の新幹線が地面の真下を走る抜けて行く公園なのです。つまりは山陽新幹線の新大阪−新神戸間にある六甲トンネルの大阪側入り口の真上にある公園です。
どうせ行くなら0系が走っている時に行こうと、0系定期運行終了の4日前に早朝から訪問しました。明るい時間に0系が走るのは朝の2本のみです。まずは夜明け前の新大阪駅にて6時12分発の0系を撮影した後、次の0系が来るまでの間に公園へ移動しました。
新幹線公園は、阪急今津線の甲東園駅を下車し、
▲阪急と新幹線の立体交差。新幹線公園へは、ここを右(西)へ曲がる。 |
▲六甲トンネル入り口の真上が新幹線公園。
▲新幹線公園は住宅街の中の小さな公園。
この辺りにはJR西日本の所有地が点在しており、この公園もJR西日本の所有地です。1972年の六甲トンネル開通と同時に整備され、山陽新幹線の建設で殉職した人々の慰霊碑が建てられています。50有余名という殉職者の多さには驚かされます。
公園に着くとすでに先客が3人おり、最終的に8人となりました。新幹線を見たり撮影するには金網越しとなりますが、新幹線を眺めるには絶好の展望台です。ただ、架線柱などの障害物が多く、列車撮影地として良い撮影地とは言えないかも知れません。しかし、数少ない新幹線の撮影地としては貴重なスポットです。
さて、0系が撮影できるチャンスは2回。新神戸駅を7時32分に出たこだま620号は、約7分後に公園直下を通過。そのあと、同じ0系が新大阪駅で折り返し、7時59分発こだま639号として出発。約6分後に公園直下を通過しました。0系といえども、シャッターチャンスは一瞬でした。0系が行ってしまうと、ほぼ皆さん即座に撤収。さよなら運転の時は、このスポットもきっと混雑することでしょう。
▲新大阪へ向け走る0系、上り・こだま620号。
【動画】下り・こだま639号は映像で撮りました・・
▲公園の近くで国鉄の名残発見!これは貴重。
定期運行最終日の11月30日も新幹線公園で撮影しました。この日は早朝から約30人が撮影に訪れ、フェンス越しの場所が全部埋まりました。
【動画】上り・こだま620号は映像で撮影(11月30日)・・
▲下り・こだま639号。この区間で定期運行最後の0系(11月30日)。
【地図】山陽新幹線記念公園
住所:西宮市上甲東園4丁目
阪急今津線甲東園駅から徒歩12分。
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初代0系に出会える 摂津の新幹線公園
初代新幹線0系 まもなく引退 (レールブログ)
―――12月8日 追記―――
記事中に写真を1枚追加しました(トンネル入り口の写真)。
新幹線公園での0系さよなら運転撮影レポートをレールブログに掲載しました。
今回は晴れていて良かったですが、実は1年前に公園紹介の記事を書くべく訪問しておりまして、その時は曇りでした。そのため、記事はNGとなり、改めて行くことにしたんです。それで再訪問したのがこの0系の機会となりました。
でも、先客がいて良い場所がとれなかったのが残念です。
私は甲東園で生まれ育ち30年、現在は高槻市にすんでおります。「阪急電車」の資料を探しておりまして貴方様のサイトを拝見致しました。大変お詳しく書き込まれて居られますので、このサイトをリンクさせて頂ければ有難いと思っています。
お忙しい事とは存じますがご回答頂ければ嬉しいと思います。宜しくお願い致します
レールブログ(http://railblog.seesaa.net/)の方なら、阪急については結構書いているかと思いますが、そちらの方のことでしょうか?
特にどちらのブログもリンクしていただいても構いません。どうぞよろしくお願いいたします。
リンクへのお願いは「六甲トンネル真上西宮の新幹線公園」です
レールブログも興味あり楽しく拝見しております 今後とも宜しくお願いいたします
あぁ、この記事でしたか。
リンクありがたく思います。
どうぞ、よろしくお願いします。