▲いのちの塔
花博当時
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| ▲上の写真と同地点の花博開催当時(1990年)の様子。 |
「いのちの塔」は、１９９０年に開催された国際花と緑の博覧会(花の万博・花博)のシンボルとして建設されたタワー。花博閉幕後も入館料２００円で公開されていましたが、赤字を理由に奇しくも花博２０周年に当たる今年、３月末で閉鎖されました(建物は存続)。
当初、ゴールデンウィークなどに行われる花博２０周年記念事業では活用されない予定でしたが、市長の一声で一転。４月２９日から５月５日までの７日間(午前１０時から午後５時)、無料で開放されることになっています。
▲展望フロア
今回、鶴見緑地を訪れたのは、熱中して９回通った花博当時以来、約１９年半ぶりです。にぎやかだった風景は一変し、すっかりのんびりしたムードの公園に変わっていました。
だだ、いのちの塔をはじめ、「咲くやこの花館」(大阪市のパビリオン)など一部、当時の建物や庭園が残されており、高校生だった当時を懐かしみながら園内を歩きました。
▲今も公開され続けている「咲くやこの花館」。
▲今も建物が残っている「国際陳列館」(左奥)と「国際展示 水の館」(手前)。現在は共に大阪市の施設となり、陳列館は環境学習センター(生き生き地球館)、水の館はスポーツセンターとして使われている。
さて、いのちの塔の高さはEXPO'90にちなんで９０m。花博当時のパビリオン名は「生命の大樹・いのちの塔」。正に大樹のようなデザインです。中には、花博当時の写真パネルの展示コーナーなどもあり、にぎやかだった当時を懐かしむことができます。
展望フロアへは、シースルーエレベーターを使って上がります。ただ、シースルーといっても見えるのは景色ではなく壁面。虫などのデザインが描かれたうえ、ライトアップされており、パビリオンらしい演出を見ることができます。
▲エレベーターの窓から見えるデザイン。
６０mの位置にある展望フロアからは、鶴見緑地全景や梅田のビル群、北摂・生駒の山々など３６０度の展望が楽しめます。当時撮った写真と同じ画角で現在の景色を写してみて、当時高校生だった自分がここにいたんだなぁと感慨深げになりました。
花博当時
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| ▲ロープウェイ「フラワーキャビン」と「国際展示 水の館」。 |
▲上の写真と同地点の現在。「水の館」の建物と道路の位置は変わっていない。
花博当時
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| ▲大型バスがたくさんとまっていた開催当時の駐車場。 |
▲駐車場跡は現在、テニスコートや球技場などになっている。
花博当時
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| ▲国際庭園と、噴水や水面が割れるショー(アレフ)が行われていた「いのちの海」。 |
▲上の写真と同地点。現在も国際庭園の一部の建物が残っている。「いのちの海」は普通の池となった。
花博当時
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| ▲スタンディングコースター「風神雷神」が好評を博した遊園地「マジカルクロス」。 |
▲遊園地跡の現在。右奥の部分は「乗馬苑」となっている。右端のポールは現在も残っている。
▲東に見える「三井アウトレットパーク 大阪鶴見」と生駒山脈。
▲西に見えるのは梅田の高層ビル群。
▲北には、さらに２０年前(1970年)の万博のシンボル、「太陽の塔」(写真中心)が見える(左下は拡大写真)。
▲夕暮れ時、いのちの塔自身の影がくっきりと・・。
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