背割堤地区(せわりていちく)は、京都府八幡市にある桜の名所。木津川と宇治川に挟まれた堤の上に約250本ものソメイヨシノが咲き誇り、桜の並木道が約1.4kmに渡って続きます。
訪れたのは、3月31日。八幡市観光協会ホームページによると、当日最新の開花情報は5分咲きで満開ではありませんでしたが、翌日から当分天気が悪い予報でしたので、晴れの日のうちに訪問しておくことにしました。
しかし、到着すると、もう満開ではないかと思うくらい十分に咲き誇っており、多くの見物客でにぎわっていました。堤を歩き始めると、歩いても歩いても桜が途切れず、いつ終点に着くのかと思うくらい桜のトンネルが続きます。
▲南側は、木津川の向こうに男山が一望。
また、角度を変えて、河川敷に降りて堤を見上げるのも良く、圧倒される美しさに感動いたしました。
やっとたどり着いた堤の終点は、石段の展望台になっており、のんびり休憩されている方々がいました。この先で木津川、宇治川、桂川が合流し淀川となります。
▲堤の先端は、石段の展望台。
▲展望台からの風景。この先で3つの川が合流する。
背割堤は、昭和50年代初めまでは松並木で、「山城の橋立」と呼ばれ、時代劇で馬が疾走するシーンの撮影にも使われていたそうです。しかし、害虫被害により枯れる木が多く、昭和53年(1978年)3月に桜に植え替えられたとのこと。その後、平成元年(1989年)4月に「国営公園 淀川河川公園背割堤地区」として開園し、桜の名所として知られるようになりました。
▲北側は、宇治川の向こうに天王山が一望。
4月1日(水)〜12日(日)には、八幡桜まつりが行われ、グルメ、お土産の販売や、ジャグリングショー、「桜のお話ツアー」のイベントが行われます。
【地図】淀川河川公園背割堤地区
京阪本線 八幡市駅から徒歩10分。
住所:京都府八幡市八幡在応寺1番地先
[ここに地図が表示されます]
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住所:京都府八幡市八幡在応寺1番地先
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