
今や、名古屋を中心に多くのお店に広まり、名古屋めしの一つとして有名になった「あんかけスパゲティ」。その元祖のお店が「スパゲッティ・ハウス ヨコイ」です。
「あんかけスパゲティ」は、日本でまだ、スパゲティが一般的でなかった昭和34年(1959年)頃、同店創業者の横井博氏がイタリア家庭料理のミートソースと洋食のデミグラスソースをヒントに、とろみがついたオリジナルのミートソースを考案して誕生しました。
昭和36年には、知人と共同出資で「そーれ」を開業。昭和38年には独立して、「スパゲッティハウス ヨコイ」を開業しています。

極もんは、これまでの名古屋遠征で3度、ヨコイに訪問して、3度とも、「ミラカン」(950円)の1.2倍をいただいています。「ミラカン」とは、ソーセージ、ベーコンなど肉類主体の「ミラネーズ」(850円)と野菜主体の「カントリー」(700円)をミックスした肉類も野菜も入ったスパゲティ。「ミラネーズカントリー」を略して「ミラカン」です。
1.2倍とは、麺の量で、わずか+50円で1.2倍、+100円で1.5倍に増量できるのは、うれしいところです。

いただいてみますと、あんかけソースは、ミートソースということなのですが、一般的なミンチ状のものではなく、肉や野菜が形がなくなるまで長時間煮込まれており、その旨味がソースの中に溶け込んでいます。
このソースに独特のスパイシー感があり、とてもやみつきになる味わいです。麺は、直径2.2mmある極太麺で、これにソースがよく絡み、大変食べ応えを感じます。

ヨコイは、長年、栄周辺の住吉本店と錦店の2店で営業されてきましたが、2015年からフランチャイズ展開を開始し、今春には東京・六本木にも進出しています。また、直営店としては、今年6月に開業した名古屋駅前の新しい商業施設「KITEE名古屋」にも新店舗がオープンしました。
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2018.5.11
2018.5.11