「清水の舞台」が崖からせり出していることで有名な京都の清水寺。関西で生まれ育ちながら、全く行ったことがありませんでした。一度、見に行きたいと思っていた矢先、改修工事のため、今春から約3年間、本堂がすっぽり覆いで隠されてしまうと知り、駆け込みで訪問することにしました(拝観料:400円)。
清水寺の開創は、奈良時代末の宝亀9年(778年)。現在の本堂は、寛永10年(1633年)に再建されたものです。国宝に指定されており、平成6年(1994)には、世界遺産に登録されています。
▲清水の舞台と京都市街地の景色。
幾度とメディアを通して見た清水の舞台ですが、実際にその場に立ってみますと、その壮大さに感動いたしました。
先日から既に工事用の足場の組み立て工事が始まっており、外側から舞台を眺めると、釘を1本も使わず組み上げられているというけやきの柱が、かなり足場で隠れてしまっていました。しかし、なんとか一部の柱は見ることができました。
▲メディアでよく見る奥の院付近から見た清水の舞台。かなり足場が組まれている。
また、眺望の良い舞台からの眺めですが、訪問時、舞台の目の前にクレーンが立っており、視界が遮られていました。しかし、夕方5時になると仕事時間が終わったようで、クレーンが畳まれて、本来の眺めが見られるようになりました。
▲清水の舞台から見た前方の景色。子安塔が見える。
本堂の屋根のふき替え工事は、約50年ぶりで、2008年から行われている平成の大改修の一環で行われるもの。今月から着手されており、6月末には、本堂がすっぽり「素屋根」で覆われてしまうとのこと。
工事中も拝観はでき、清水の舞台に上がることもできるということですが、2020年3月頃の工事完了まで、外から清水の舞台を見ることができなくなります。
▲本堂にある出世大黒天に出世を祈願。
▲下から見た清水の舞台。
▲清水寺の名の由来になった音羽の瀧。
▲夕暮れ時の清水の舞台。
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