
「なんばこめじるし」は6月27日にオープンした難波の新しいグルメスポット。南海電車高架下の「なんばCITY」の一角にできたのですが、なんばパークス東側の広場に面しており、パークスに行ったついでにとても行きやすい場所です。「堺ラーメン 塩専門 龍旗信」や「天ぷら 大吉」 、佐世保バーガーやもんじゃ焼き店など大阪南部の名店を中心に12店が出店しました。

▲"なんこめ"は、なんばパークスのすぐ向かい。
6月29日の深夜には朝日放送で「なんばこめじるし」を舞台にしたドラマ「なんこめ満腹物語」が放送されました。このドラマはどうしても誘致する店舗がみつからなかったわずか6坪の出店スペースに運営者が自らたこ焼き店を開くというストーリー。たこ焼きを学ぶために向かった先はなんと熊本県天草。天草はタコの名産地でタコ料理を使った街おこしが行われている地。天草のタコはエビを食べているので明石のタコよりも甘いそうです。
このドラマをプロデュースしたのは、人気番組「料理の鉄人」や「進ぬ!電波少年 」を手掛けた放送作家・小山薫堂氏。誘致する店舗がみつからなかったというところはフィクションなのですが、小山薫堂氏は「なんばこめじるし」のネーミングプロデューサーでもあって、実は「たこやきらぼ」をプロデュースするのは小山氏自身なのです。そして、どうして天草なのか、それは小山氏自身の出身地だからなのです。

さて、極もんはこちらのたこ焼きをテイクアウトで6個入りを注文しました。6個入りは360円、9個入りは540円です。これをなんばパークスの屋上庭園でいただきました。もうすぐ8月だというのに、とても涼しい風が吹く夜でした。
箱を開くと3色のたこ焼きが入っていました。赤はサクラエビ、黒はイカスミ、白はチーズと生地に味が付いているのでソースはかかっていません。赤と黒は魚介の風味を感じる素朴なおいしさですが、チーズは全く違ってとても濃厚なうまみがありました。そして、注目の天草産のタコなのですが、しっかりしたタコが入っているなぁ、とは思ったのですが、生地の味が際立っているためか、他のタコより甘いかどうかは残念ながら感じられませんでした。会津屋のような純粋なたこ焼きを作ると甘さが分かるかも知れません。

「たこやきらぼ」店内は、おしゃれな立ち飲み屋という装いで、たこ焼き以外にも様々な変わり種メニューがあってお酒を飲みながらいただけます。そして、お酒が苦手な極もんの注目は「こどもびいる」(280円)。このブログで時折触れている子供用ビールの元祖が置いてあるのをすかさず発見しました。スーパーでは売っていない元祖「こどもびいる」がこんなところにありました。

▲開店記念の限定スクリーンセーバーをいただきました。
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