
香具波志(かぐはし)神社は、大阪市淀川区にある神社。JR東西線加島駅から徒歩8分程の所にあります。

平安時代の天徳3年(959年)、宇迦之御霊神(穀物の神)と保食神(食物の神)を祭ったのが当神社の始まりと伝えられています。

▲阪神大震災復興で平成10年に再建された拝殿。
香具波志神社という社名は、孝徳天皇が有馬温泉へ行く途中、この地に香しい(かぐわしい)花が咲いていたので詠んだ「かこはしや此花いもみせぬかもやこの花」という歌に由来すると言われています。


昭和37年(1962年)には、御鎮座一千年を記念し、本社殿増築、氏子会館の建設などが行われました。

平成7年(1995年)の阪神淡路大震災では、文政以来の拝殿や大鳥居、境内社、裏門、石灯籠など境内のほとんどの建造物が倒壊するという大きな被害を受けました。その後、平成8年に大鳥居を、平成10年に拝殿を再建するなど、見事に復興を遂げて今に至ります。今年、まもなく1月17日に震災から丸30年となります。

▲阪神大震災復興で再建された大鳥居。「震災復興奉賛 平成八年十二月吉日 建立」と記されている。

▲崩れた鳥居が置かれている。これを使ってモニュメントでも作ってはどうか?
訪問したのは、午後2時半頃。本殿には、大行列ができており、入り口の鳥居辺りまで延びていました。そのため、今回は摂末社にお参りいたしました。

▲本殿にお参りする人の行列(元日午後2時半頃)。

▲摂末社の皇大神社。伊勢神宮の神をまつる。

▲摂末社の八幡神社。応神天皇をまつる。
【地図】香具波志神社
住所:大阪市淀川区加島4-4-20
JR東西線 加島駅から徒歩8分。
阪急神戸線 神崎川駅から徒歩20分。
住所:大阪市淀川区加島4-4-20
JR東西線 加島駅から徒歩8分。
阪急神戸線 神崎川駅から徒歩20分。
さて、今年も初詣のはしご。続いて、加島から大阪シティバスに乗り、十三へと向かいました。
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