我が大阪の待ち合わせ場所と言えば、極もんの場合、学生時代はJR大阪駅の「噴水小僧」(リニューアル工事のため撤去)や阪急梅田駅の「ビッグマン」。近頃はヨドバシ梅田の「ヨドバシビジョン」なのですが、難波には、大阪では有名なちょっと変な待ち合わせ場所があるんです。
それは南海難波駅の商業施設「なんばCITY」にある「ロケット広場」。地下1階から地上3階の吹き抜けにロケット(全長33m)がそびえ立っているという変な待ち合わせ場所です。

極もんはここで待ち合わせしたことは数年前までなかったのですが、数年前に一度だけ、ぜひ経験してみようとここを利用してみました。しかし、どっしりとロケットが陣取っているし人通りも多くて、あまり落ち着く待ち合わせ場所ではないという印象です。また、この場所は天井がないので雨に濡れる不便さもあります。

しかし、一度だけでも経験しておいて良かったです。と言うのは、まもなく広場のリニューアルにより29年間親しまれたロケットが撤去されてしまうのです。そのニュースで初めて知ったのは、このロケットはただの飾りものではなかったということです。このロケットは日本初の実用衛星「N1ロケット」の実物大のレプリカで、製造したのはその実物と同じ三菱重工業によるものだったのです。そんな本格的なものだったと知るとなくなるのはちょっと残念に思いました。


昨日付産経新聞夕刊によるといよいよ撤去工事が昨日未明から始まったそうで、8月23日深夜には、ロケットは6分割されて役割を終えるということです。それにしても、なぜこの場所にロケットだったのか? 同紙などによると、なんばCITYがオープンした昭和53(1978)年当時は、N1ロケットによる日本初の静止衛星「きく2号」打ち上げ(昭和52年)や米映画「スター・ウォーズ」公開(昭和53年)などで世間が宇宙ブームであったことが発端。ロケットは、なんばCITYのテーマ「21世紀を指向するロマンの世界」の象徴としてふさわしいということで設置が決まったそうです。
平成21(2009)年には、関西国際空港と直結する大阪の玄関口にふさわしい「ウェルカムロビー」(仮称)として、天井をガラス張りにした吹き抜けの空間に生まれ変わる計画です。
南海電鉄のプレスリリース・・『南海ターミナルビル』等の再生計画に着手します >>

▲なんばCITY−Nロケット、飛び立て難波の空へ!いざカウントダウン!
<明日は名古屋編>
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タグ:難波
昨夜から本格的に解体が始まりましたよ。今日のお昼間に現地を見に行ったら、足下のブースター3基がなくなっていました。
ロケット本体は今日深夜に解体されるようなので再び野次馬に行く予定です♪
飛び立て難波の空へ!
そうですね。いよいよ解体、いや発射ですね。きっと予告通り行かれることだと思っていました。深夜の取材おつかれさまです。次の記事も楽しみにしております。