
▲「特選黒豚重」
阪神で買ったのは、「特選黒豚重」(699円)、「いか姿焼きとたこ飯の弁当」(651円)、「めはりおにぎり」(2個入り・252円)と、デザートに「プティプリン」(210円)です。
10月1日に発足する持ち株会社「エイチ・ツー・オー(H2O) リテイリング」のもとで阪急百貨店と経営統合する阪神百貨店ですが、ファッションが強い阪急に対し、食料品が得意と言われている阪神とあって、なるほどデパ地下は充実しております。また、高級志向の阪急に対し、庶民的な阪神と言われるだけあって、上記のようにリーズナブルなお値段で買えるものがたくさんありました。
さて、お味は流石はデパートとあってハズレがありませんでした。「特選黒豚重」(売場=柿次郎)は、原材料名に表記のコチジャンの味が効いているのか、大変いい味が出ていて、肉の量もたっぷり。「いか姿焼きとたこ飯の弁当」(売場=まめ飯)のいかの姿焼きはとてもやわらかく、とてもいい味が染みこんでいました。「めはりおにぎり」(売場=豆八郎)もおいしいかったです。

▲「いか姿焼きとたこ飯の弁当」(右)と「めはりおにぎり」。
そして、デザートの「プティプリン」(売場=シェ・コパン)は、プリンの部分と上に載っているクリームの部分共々、とってもクリーミー。余計な味を感じず、スッと体が受け付けるといった感じです。この「シェ・コパン」(chez copain)は、阪急岡本駅・JR摂津本山駅近くに本店があるケーキ店で、「ニューヨークチーズケーキ」が特に人気あるそうです。

▲「プティプリン」
ところで、阪急・阪神両電鉄が統合されるまでは、建て替えをせずに来たるべきデパート戦争に挑む方針だった阪神百貨店ですが、電鉄の統合により方針が一転、いよいよ建て替えが具体化して参りました。阪神梅田本店に隣接する新阪急ビルと一体で再開発される方向で準備が進められています。建て替えに際しては、代替の売場を確保する必要があるのですが、新阪急ビルを先行して建て替えたうえで、そちらを代替の売場とする方針だということです。