
「ラーメン一番」は1997(平成9)年に大阪の福島で創業した一杯180円の激安で知られるラーメン店。チェーン展開を始めた頃は随分とテレビ番組に取り上げられ、極もんも数回食べに行きました。その後、フランチャイズ展開などで急成長し、現在、全国に約200店を出店するまでになりました。創業者の当時の年齢が60歳代と聞いて、この歳で始めてここまで事業を大きくできるのはすごいと感心したものです。ところが先日(8月30日)、残念ながら同社は経営破綻となってしまいました。同日、牛丼の吉野家が事業を譲り受ける方針であることを発表しています。
さて、今回いただいたのは「ラーメンとチャーライセット」(388円)です。 単品なら189円(税込)というこのラーメン。麺もスープもチャーシューも自社工場で製造することによって徹底してコストが抑えられています。カウンター席で調理の様子を見ていると麺を入れたザルが湯の中から自動的に上がってきました。このように調理も自動麺ゆで機や自動餃子焼き機を導入、システム化することにより人件費も圧縮。包丁のいらない調理場を実現し、大した技術を持たない人でも調理できるようにしているのです。

まず、ラーメンをいただいてみますと、麺は太麺で結構、コシがあります。スープはあっさりしていて、売り文句通り、昔ながらの中華そばといった感じです。価格の割に量も結構あります。そして、「チャーライ」(単品なら210円)。これはチャーハンではなくチャーハン風ライス(チャーシューライス)のこと。技術を要するチャーハンではなく、「チャーライ」にすることで価格を抑えています。いただいてみますとあっさりとしたチャーハンという感じです。
今回行ったお店には従業員が一人しかいなく、調理しながら支払いの対応をするなど随分と大変そうでした。ここまで徹底して合理化している同チェーンであるのに、なぜか食券発行機が導入されていません。

ところで、吉野家の傘下で再生することになったびっくりラーメン。営業は現在も継続されていますが、今後、180円の価格や「びっくりラーメン」の名称が残るかどうかは分からないということです。今後の動向が気になるところです。
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野菜炒めセットをたのみました。
量があってお腹いっぱいでした。
王将ですか。極もんは王将にはめったに行きませんが、ちょうど16日の「がっちりマンデー!!」で王将の特集をやっていたので、それ(ビデオ)を見たら行きたくなるかも知れません。