極もんは毎年この日、地震が起きた早朝5時46分前後にテレビ各チャンネルを換えて、追悼をするとともにどのような震災報道が行われているかチェックしています。
震災後数年間は、大阪の各局は独自の特別番組を放送していたのですが、現在では東京からの情報番組の放送開始が5時台に繰り上げられたため、5時46分の瞬間はその番組の中で神戸に中継をつなぎ、祈りの瞬間を伝えるというのが主流になっています。
そんな中、立派だと思うのは関西テレビ。東京・フジテレビからネットされる「めざましテレビ」が5時25分開始となっても、この日だけは、5時55分からのネットとし、今でも地震が起きた早朝5時46分をまたぐ30分間は「この瞬間に祈る」という独自番組を放送しているのです。この番組は追悼会場から生中継で犠牲者を静かに追悼するという番組です。
昨秋からは「めざましテレビ」の前の「めざにゅ〜」が関西でも放送されるようになったのですが、それでも「めざにゅ〜」終了の5時25分から今年も「この瞬間に祈る」が放送されました。
また、この番組は関西だけで放送されているものと思いきや、東海テレビにもネットされていることが分かりました。毎年この日の震災報道が少なくなる中、これをネットする東海テレビもまた立派だと思います。理想を言えば、これは全国で放送すべきだと思うのですが、いかがなものでしょうか。これからもこの番組を続けていただきたいと思います。
ちなみにいつも「めざにゅ〜」の最後に「めざましテレビ」出演者に呼びかけるシーンがあるのですが、今日は「このあとはめざましテレビです。」という締めくくりに変更されていました。また、「めざましテレビ」は普段から5時55分に区切りが設けられているので、特に変更はありませんでした。
<追記>
トラックバック先を求めて、「阪神大震災」でブログ検索すると、今日はこのテーマの記事がすごい勢いで増え続けています。震災を語り継ぐのにブログってとてもいい手段なんだと思いました。
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