
ニュース番組と称しながらも、見かけはまるでバラエティ番組のような雰囲気の番組です。パネラーにお笑い芸人を迎え、ニュースについてあれやこれやトークを繰り広げたり、バラエティ同然のコーナーもあります。ニュース番組どころかワイドショーよりもくだけた内容です。
タイトルの「ten」は、読売テレビのチャンネル番号「10」と「トーク、エンターテイメント、ニュース」の英語の頭文字を掛けているのだそうです。
途中、17時50分から18時16分は東京からの全国ニュース「NNN Newsリアルタイム」がそのまま放送されるのですが、これまで、「ニューススクランブル」が放送されていた18時16分以降、他局がまじめにニュースを伝えている中、読売テレビにチャンネルを換えると笑い声が聞こえてきて、非常に違和感を感じます。

読売テレビは「ニューススクランブル」の時でも、他局よりニュース項目が少なかったり、グルメコーナーを入れるなど、他局より視聴率主義に走っている感がありました(初代・辛坊治郎キャスターの時はキレがあるニュース番組で良かった)。
また、読売テレビは土曜昼の全国ニュースを途中で切り上げ、次の番組へ視聴率をつなぐことを狙ったようなコーナーを作ったこともありました。そのため、以前から読売テレビは怪しい局であると注視していたのですが、「ten」が始まって、ついにここまできたかという感じです。
東京の局ならば、主要なニュース番組は朝・昼・夕・夜とありますが、大阪の局としては夕方の枠が唯一の報道機関としての真価を発揮できる時間となります。それをこんなくだけた番組にしてしまうとは、一体何を考えているのでしょうか。報道局員は納得しているのでしょうか。

先日の「声〜あなたと読売テレビ」(5月9日放送)で案の定、「ニュース番組はニュースだけをまじめにやってほしい。ニュースにお笑いはいりません。」といった苦情が64件も寄せられていることが紹介されました。 一方、「メッセンジャー黒田さんのニュースコーナーがとても分かりやすくて良かった。」という意見も寄せられているそうです。
もし、これが情報バラエティというのなら、番組として成立していると思います。ただ、これをニュースの放送枠でニュース番組として放送しているから問題となる訳です。やはりこれは、ニュース番組と分けて別の番組として放送するべきではないでしょうか?
「ミヤネ屋」が終わる15時50分から、「リアルタイム」が始まる17時50分までを「ten」の放送時間とし、18時16分からは新報道番組とするべき。もしくは、18時16分からも「ten」としながらも、この時間帯はキャスターと解説委員だけに出演者を絞り、まじめにニュースを伝えるというようにするべきです。
今後、「かんさい情報ネット ten!」が多くの批判に耐えながら、どれだけ続けることができるかは注目したいところです。
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