今日、あの阪神大震災から丸15年を迎えました。
大学生だった当時から、もう15年が経ったなんて、あまりにも早くて驚くばかりです。震災当日、大阪で大きな揺れを体験したにもかかわらず、当日、試験だったため、まだ大学(兵庫県内)へ行こうとしていたことが、この間のことのように思い出されます。
今年は節目の年なので例年より震災関連番組が多いようです。昨日はドキュメンタリードラマ「神戸新聞の7日間〜命と向き合った被災記者たちの闘い〜」(フジテレビ)を見て感動するとともに、当時の感情がよみがえってきました。
被災した神戸新聞が協定を結んでいた京都新聞の協力を得て、新聞を発行したことは知っていましたが、社員が山間部を通って京都まで移動したことや、結局、締め切りまでに到着できず、震災当日の夕刊が京都新聞社員の手によってレイアウトされたことなど、知らなかった事細かなことも再現されていました。
再現ドラマの随所には、実際の報道映像が挿入されており、ストーリーと相まって、大変リアルに当時の記憶や感情がよみがえりました。発生からしばらく、神戸の惨状に神戸以外の者が気づいてなかったことや、神戸のことが報じられ始めて絶望感を覚えたことなど・・。
このような番組がプライムタイムに放送されたことは大変素晴らしいことと思います。年々、関連番組は少なくなっていますが、忘れてはならない記憶をとどめるためにも、このような番組を見ることは大切だと思いました。
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2010年01月17日
2009年10月01日
過去のテレビ番組表が見られるサイトがほしい!
ネットのテレビ番組表サイトは多々ありますが、その全てのサイトの弱点は過去の番組表が見られないことです。
録画したDVDを探していて、「あの日はその番組の放送があったのか?」、「あの日の番組内容はどんなのだったのか?」など、調べたいことが多々あります。そんな時に過去の番組表が見られると大変便利です。
実際、過去の番組表を求めている人はかなり多いようで、ネットで「テレビ番組表」と検索してみますと、グーグルやヤフーでよく検索されている検索ワードの候補として、「テレビ番組表 過去」などと表示されます。
そして、検索結果を見てみますと、「教えて!goo」などのQ&Aサイトに「過去の番組表を見られるサイトはありますか?」などの質問がいくつも出されていることが分かります。
また、番組表サイトの運営会社にも要望が多々あるようでヘルプの「よくある質問」に「過去の番組表は見られないのですか?」という質問が載っています。しかし、どの番組表サイトも過去の番組表を提供していません。
●非公式ながら約半年分なら見られる
実は非公式ながら過去の番組表を見られるサイトはありました。「TVニッカンスポーツ・コム」の番組表のURLの日付を現す部分を過去の日付に変更すると、過去の番組表が表示できました。しかし、非常に残念なことに、この9月末でこのサイト自体のサービスが終了してしまいました。
ただ、これでも、表示できたのは過去半年分のみでしたので、便利さは限定的でした。それなら、どうすれば便利に調べられるのかと考えると、結局は自力で番組表を保存しておくしか方法はないようです。
しかし、毎日、保存し続けるのは大変ですし、保存し忘れるとその日の番組表を失ってしまいます。その点においては、「TVニッカンスポーツ・コム」は半年遅れても、まとめて保存できるので大変重宝しておりました(自作のコンピュータプログラムを用いて数ヶ月分を一挙に保存していました。)。
ならば、他にも同じようにURLの日付を変えて過去の番組表が呼び出せるサイトがないのでしょうか。この度、ひとつひとつ調べてみました。すると、ありがたいことに約半年分が見られるサイト1つと、前日分のみ見られるサイトを2つ見つけることができました。
約半年分が見られるのは、「msn テレビ番組」(番組名にマウスオーバーさせないと番組内容が表示されない点は不便)。前日分のみが見られるのは、「インターネットTVガイド」と「ONTV JAPAN」です。
いずれも、一旦、表示されている日付の番組表を表示させたうえで24時間表示に切り替え、URLの日付を現す部分(2009年10月1日なら「20091001」)を希望の日付に変えると、希望の丸1日分を表示させることができます(TVガイドは最初に「シンプル版番組表」に切り替えてから)。
●関東の番組表なら調べられる
しかし、やはり各々が手間をかけて保存するのは大変。誰かが代表して保存して公開してくれたらありがたいものです。それでこそのインターネットではないでしょうか。
そんな要望に応えてか、近頃、関東の地上波番組に限っては、過去の番組表が調べられるサイトが登場しています。「MOSHIMORE TV」(モシモア・テレビ)は、2009年5月23日以降の全ての番組表の内容をデータベースに保存しており、無料で閲覧することができます(1局ごとの表示)。
また、番組タイトルだけであれば、「テレビ番組欄@2ch」で2005年1月25日以降、「テレビブログ」では2005年7月1日〜2009年7月29日までの番組表を見ることができます(テレビブログは最新の番組表更新は休止中)。
しかし、これらは関東の番組だけなので、全国ネットの番組は調べられても、関東以外のローカル番組を調べることはできません。
ちなみに各テレビ局サイトの番組表(もちろん、自社チャンネルのみ)なら、NHKが過去1ヵ月、日本テレビ、TBS、テレビ朝日が7日分、テレビ東京が6日分を見ることができます。
●開設が待たれる過去の番組表が見られるサイト
前述のように、ネット上に多くの要望があることを考えると、過去の番組表にはかなりの需要があることと思います。今はまだ存在しないもっと本格的な全国の過去の番組表が見られる番組表サイトを作ると、結構な"売り"になると思うのですが、いかがでしょうか。開設が待たれるところです。
最後に、ついでではありますが、もうひとつweb番組表に注文をつけますと、どの番組表サイトも大体、午前5時にならなければ、新聞朝刊と同様の最新のもの(生放送番組の内容など)に更新されないことは不満です(5時になっても全番組が更新されてないサイトもある)。もっと早い時間に更新されるサイトが登場すれば、これも”売り”になると思うのですが、いかがでしょうか。
[10月3日追記]
関東の過去の番組表が調べられるサイトがもう一つありました。「価格.com テレビ紹介情報」は、2008年8月1日から現在までの東京の民放5局の番組表を見ることができます。放送内容は、通常の番組表のものではなく、「TVais」から提供された情報を元に、番組で紹介された場所や商品などを詳しく紹介しています。通常の番組表とは違い、午前0時以降の番組は翌日扱いになっていますのでご注意下さい。
録画したDVDを探していて、「あの日はその番組の放送があったのか?」、「あの日の番組内容はどんなのだったのか?」など、調べたいことが多々あります。そんな時に過去の番組表が見られると大変便利です。
実際、過去の番組表を求めている人はかなり多いようで、ネットで「テレビ番組表」と検索してみますと、グーグルやヤフーでよく検索されている検索ワードの候補として、「テレビ番組表 過去」などと表示されます。
そして、検索結果を見てみますと、「教えて!goo」などのQ&Aサイトに「過去の番組表を見られるサイトはありますか?」などの質問がいくつも出されていることが分かります。
また、番組表サイトの運営会社にも要望が多々あるようでヘルプの「よくある質問」に「過去の番組表は見られないのですか?」という質問が載っています。しかし、どの番組表サイトも過去の番組表を提供していません。
●非公式ながら約半年分なら見られる
実は非公式ながら過去の番組表を見られるサイトはありました。「TVニッカンスポーツ・コム」の番組表のURLの日付を現す部分を過去の日付に変更すると、過去の番組表が表示できました。しかし、非常に残念なことに、この9月末でこのサイト自体のサービスが終了してしまいました。
ただ、これでも、表示できたのは過去半年分のみでしたので、便利さは限定的でした。それなら、どうすれば便利に調べられるのかと考えると、結局は自力で番組表を保存しておくしか方法はないようです。
しかし、毎日、保存し続けるのは大変ですし、保存し忘れるとその日の番組表を失ってしまいます。その点においては、「TVニッカンスポーツ・コム」は半年遅れても、まとめて保存できるので大変重宝しておりました(自作のコンピュータプログラムを用いて数ヶ月分を一挙に保存していました。)。
ならば、他にも同じようにURLの日付を変えて過去の番組表が呼び出せるサイトがないのでしょうか。この度、ひとつひとつ調べてみました。すると、ありがたいことに約半年分が見られるサイト1つと、前日分のみ見られるサイトを2つ見つけることができました。
約半年分が見られるのは、「msn テレビ番組」(番組名にマウスオーバーさせないと番組内容が表示されない点は不便)。前日分のみが見られるのは、「インターネットTVガイド」と「ONTV JAPAN」です。
いずれも、一旦、表示されている日付の番組表を表示させたうえで24時間表示に切り替え、URLの日付を現す部分(2009年10月1日なら「20091001」)を希望の日付に変えると、希望の丸1日分を表示させることができます(TVガイドは最初に「シンプル版番組表」に切り替えてから)。
●関東の番組表なら調べられる
しかし、やはり各々が手間をかけて保存するのは大変。誰かが代表して保存して公開してくれたらありがたいものです。それでこそのインターネットではないでしょうか。
そんな要望に応えてか、近頃、関東の地上波番組に限っては、過去の番組表が調べられるサイトが登場しています。「MOSHIMORE TV」(モシモア・テレビ)は、2009年5月23日以降の全ての番組表の内容をデータベースに保存しており、無料で閲覧することができます(1局ごとの表示)。
また、番組タイトルだけであれば、「テレビ番組欄@2ch」で2005年1月25日以降、「テレビブログ」では2005年7月1日〜2009年7月29日までの番組表を見ることができます(テレビブログは最新の番組表更新は休止中)。
しかし、これらは関東の番組だけなので、全国ネットの番組は調べられても、関東以外のローカル番組を調べることはできません。
ちなみに各テレビ局サイトの番組表(もちろん、自社チャンネルのみ)なら、NHKが過去1ヵ月、日本テレビ、TBS、テレビ朝日が7日分、テレビ東京が6日分を見ることができます。
●開設が待たれる過去の番組表が見られるサイト
前述のように、ネット上に多くの要望があることを考えると、過去の番組表にはかなりの需要があることと思います。今はまだ存在しないもっと本格的な全国の過去の番組表が見られる番組表サイトを作ると、結構な"売り"になると思うのですが、いかがでしょうか。開設が待たれるところです。
最後に、ついでではありますが、もうひとつweb番組表に注文をつけますと、どの番組表サイトも大体、午前5時にならなければ、新聞朝刊と同様の最新のもの(生放送番組の内容など)に更新されないことは不満です(5時になっても全番組が更新されてないサイトもある)。もっと早い時間に更新されるサイトが登場すれば、これも”売り”になると思うのですが、いかがでしょうか。
それぞれ、問い合わせページへのリンクも付けました。過去の番組表を公開してもらえるよう要望を送りましょう。
その他、ネット上にはケーブルテレビのサイトが提供する地上波・BSの番組表も存在します。
その他、ネット上にはケーブルテレビのサイトが提供する地上波・BSの番組表も存在します。
[10月3日追記]
関東の過去の番組表が調べられるサイトがもう一つありました。「価格.com テレビ紹介情報」は、2008年8月1日から現在までの東京の民放5局の番組表を見ることができます。放送内容は、通常の番組表のものではなく、「TVais」から提供された情報を元に、番組で紹介された場所や商品などを詳しく紹介しています。通常の番組表とは違い、午前0時以降の番組は翌日扱いになっていますのでご注意下さい。
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2009年05月15日
不可解なニュース番組「かんさい情報ネット ten!」
【この記事は、2009年の「ten」番組開始当初の内容について書いたものです。現在の「ten」は、比較的、報道番組色の強い内容となっています(2019年4月30日追記)】
この春、読売テレビで19年間続いた「ニューススクランブル」に代わって始まった夕方のニュース番組「かんさい情報ネット ten!」(関西ローカル・月〜金・16時48分〜19時)が不可解で仕方ありません。
ニュース番組と称しながらも、見かけはまるでバラエティ番組のような雰囲気の番組です。パネラーにお笑い芸人を迎え、ニュースについてあれやこれやトークを繰り広げたり、バラエティ同然のコーナーもあります。ニュース番組どころかワイドショーよりもくだけた内容です。
タイトルの「ten」は、読売テレビのチャンネル番号「10」と「トーク、エンターテイメント、ニュース」の英語の頭文字を掛けているのだそうです。
途中、17時50分から18時16分は東京からの全国ニュース「NNN Newsリアルタイム」がそのまま放送されるのですが、これまで、「ニューススクランブル」が放送されていた18時16分以降、他局がまじめにニュースを伝えている中、読売テレビにチャンネルを換えると笑い声が聞こえてきて、非常に違和感を感じます。
読売テレビは「ニューススクランブル」の時でも、他局よりニュース項目が少なかったり、グルメコーナーを入れるなど、他局より視聴率主義に走っている感がありました(初代・辛坊治郎キャスターの時はキレがあるニュース番組で良かった)。
また、読売テレビは土曜昼の全国ニュースを途中で切り上げ、次の番組へ視聴率をつなぐことを狙ったようなコーナーを作ったこともありました。そのため、以前から読売テレビは怪しい局であると注視していたのですが、「ten」が始まって、ついにここまできたかという感じです。
東京の局ならば、主要なニュース番組は朝・昼・夕・夜とありますが、大阪の局としては夕方の枠が唯一の報道機関としての真価を発揮できる時間となります。それをこんなくだけた番組にしてしまうとは、一体何を考えているのでしょうか。報道局員は納得しているのでしょうか。
先日の「声〜あなたと読売テレビ」(5月9日放送)で案の定、「ニュース番組はニュースだけをまじめにやってほしい。ニュースにお笑いはいりません。」といった苦情が64件も寄せられていることが紹介されました。 一方、「メッセンジャー黒田さんのニュースコーナーがとても分かりやすくて良かった。」という意見も寄せられているそうです。
もし、これが情報バラエティというのなら、番組として成立していると思います。ただ、これをニュースの放送枠でニュース番組として放送しているから問題となる訳です。やはりこれは、ニュース番組と分けて別の番組として放送するべきではないでしょうか?
「ミヤネ屋」が終わる15時50分から、「リアルタイム」が始まる17時50分までを「ten」の放送時間とし、18時16分からは新報道番組とするべき。もしくは、18時16分からも「ten」としながらも、この時間帯はキャスターと解説委員だけに出演者を絞り、まじめにニュースを伝えるというようにするべきです。
今後、「かんさい情報ネット ten!」が多くの批判に耐えながら、どれだけ続けることができるかは注目したいところです。
この春、読売テレビで19年間続いた「ニューススクランブル」に代わって始まった夕方のニュース番組「かんさい情報ネット ten!」(関西ローカル・月〜金・16時48分〜19時)が不可解で仕方ありません。
ニュース番組と称しながらも、見かけはまるでバラエティ番組のような雰囲気の番組です。パネラーにお笑い芸人を迎え、ニュースについてあれやこれやトークを繰り広げたり、バラエティ同然のコーナーもあります。ニュース番組どころかワイドショーよりもくだけた内容です。
タイトルの「ten」は、読売テレビのチャンネル番号「10」と「トーク、エンターテイメント、ニュース」の英語の頭文字を掛けているのだそうです。
途中、17時50分から18時16分は東京からの全国ニュース「NNN Newsリアルタイム」がそのまま放送されるのですが、これまで、「ニューススクランブル」が放送されていた18時16分以降、他局がまじめにニュースを伝えている中、読売テレビにチャンネルを換えると笑い声が聞こえてきて、非常に違和感を感じます。
読売テレビは「ニューススクランブル」の時でも、他局よりニュース項目が少なかったり、グルメコーナーを入れるなど、他局より視聴率主義に走っている感がありました(初代・辛坊治郎キャスターの時はキレがあるニュース番組で良かった)。
また、読売テレビは土曜昼の全国ニュースを途中で切り上げ、次の番組へ視聴率をつなぐことを狙ったようなコーナーを作ったこともありました。そのため、以前から読売テレビは怪しい局であると注視していたのですが、「ten」が始まって、ついにここまできたかという感じです。
東京の局ならば、主要なニュース番組は朝・昼・夕・夜とありますが、大阪の局としては夕方の枠が唯一の報道機関としての真価を発揮できる時間となります。それをこんなくだけた番組にしてしまうとは、一体何を考えているのでしょうか。報道局員は納得しているのでしょうか。
先日の「声〜あなたと読売テレビ」(5月9日放送)で案の定、「ニュース番組はニュースだけをまじめにやってほしい。ニュースにお笑いはいりません。」といった苦情が64件も寄せられていることが紹介されました。 一方、「メッセンジャー黒田さんのニュースコーナーがとても分かりやすくて良かった。」という意見も寄せられているそうです。
もし、これが情報バラエティというのなら、番組として成立していると思います。ただ、これをニュースの放送枠でニュース番組として放送しているから問題となる訳です。やはりこれは、ニュース番組と分けて別の番組として放送するべきではないでしょうか?
「ミヤネ屋」が終わる15時50分から、「リアルタイム」が始まる17時50分までを「ten」の放送時間とし、18時16分からは新報道番組とするべき。もしくは、18時16分からも「ten」としながらも、この時間帯はキャスターと解説委員だけに出演者を絞り、まじめにニュースを伝えるというようにするべきです。
今後、「かんさい情報ネット ten!」が多くの批判に耐えながら、どれだけ続けることができるかは注目したいところです。
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タグ:読売テレビ
2009年05月12日
民放「アナログ」表示はルール破りの過剰広告
1月12日に民放テレビの常時「アナログ」表示が始まって今日で4ヵ月となりました。
最初の2ヵ月は怒りに怒りまくって、ブログでも大々的に取り上げましたが、それ以後は「アナログ」表示を見ても、何も考えないようになりました。
もう怒り疲れたからでしょうか。それとも、あらゆる観点から「アナログ」表示は間違っていると頭の中で議論しつくし、もう考えることがなくなったからでしょうか。
グーグルで「アナログ 表示」と検索すると、検索フレーズの候補として「アナログ 表示 嫌がらせ」や「アナログ表示 邪魔」と出てきます。これは多くの視聴者がアナログ表示を不快に思っている証拠です。
この「アナログ」表示、2011年の完全デジタル化の広報目的とのことですが、視聴者のためというより、テレビ局の都合によるものだと思わずにいられません。
デジタルテレビへの移行が進まなければ、完全デジタル化でテレビの台数が大幅に減り、テレビの広告媒体としての価値が下がってしまいます。そうなると、CM料金を値下げせざるを得なくなり、テレビ局の収入が減ることになります。民放テレビ局は、それを懸念して躍起になっているのではないでしょうか。
つまりは、テレビ局が自らのために「デジタルテレビに早く換えて下さいよ。」という一方的な広告を24時間流し続けているという訳です。
しかし、考えてみれば、民放連にはルールがあったはずです。調べてみますと、放送基準 第18章に「週間のコマーシャルの総量は、総放送時間の18%以内とする。」とありました。さらには「スーパーインポーズは、番組中においてコマーシャルとして使用しない。」とまで定めているのです。
正に「アナログ」表示は番組中において表示されるスーパーインポーズの広告です。民放は自らルールを破って過剰広告を行っているという訳です。
これらルールは何のためにあるのでしょうか? もちろん、不快な放送にならないためのルールであるはずです(スーパーインポーズの広告を禁止しているのは、視聴効果の問題のほか、著作権上の問題も考慮してのこと)。民放はこれらのルールとの整合性をどう説明するのでしょうか。視聴の阻害となるような表示は即刻やめていただきたいと、改めて声を大にして言いたいと思います。
▼苦情・通報先リンク集
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民放 見苦しい「アナログ」常時表示が始まった!
民放「アナログ」表示は、なぜ目障りなのか?
緊急アンケート 「アナログ」表示で民放のイメージは?
トラックバック先:
ITmedia News:民放も「アナログ」マーク常時表示スタート
―――2011年7月3日 追記―――
アナログ放送終了カウントダウン表示を開始
最初の2ヵ月は怒りに怒りまくって、ブログでも大々的に取り上げましたが、それ以後は「アナログ」表示を見ても、何も考えないようになりました。
もう怒り疲れたからでしょうか。それとも、あらゆる観点から「アナログ」表示は間違っていると頭の中で議論しつくし、もう考えることがなくなったからでしょうか。
グーグルで「アナログ 表示」と検索すると、検索フレーズの候補として「アナログ 表示 嫌がらせ」や「アナログ表示 邪魔」と出てきます。これは多くの視聴者がアナログ表示を不快に思っている証拠です。
この「アナログ」表示、2011年の完全デジタル化の広報目的とのことですが、視聴者のためというより、テレビ局の都合によるものだと思わずにいられません。
デジタルテレビへの移行が進まなければ、完全デジタル化でテレビの台数が大幅に減り、テレビの広告媒体としての価値が下がってしまいます。そうなると、CM料金を値下げせざるを得なくなり、テレビ局の収入が減ることになります。民放テレビ局は、それを懸念して躍起になっているのではないでしょうか。
つまりは、テレビ局が自らのために「デジタルテレビに早く換えて下さいよ。」という一方的な広告を24時間流し続けているという訳です。
しかし、考えてみれば、民放連にはルールがあったはずです。調べてみますと、放送基準 第18章に「週間のコマーシャルの総量は、総放送時間の18%以内とする。」とありました。さらには「スーパーインポーズは、番組中においてコマーシャルとして使用しない。」とまで定めているのです。
正に「アナログ」表示は番組中において表示されるスーパーインポーズの広告です。民放は自らルールを破って過剰広告を行っているという訳です。
これらルールは何のためにあるのでしょうか? もちろん、不快な放送にならないためのルールであるはずです(スーパーインポーズの広告を禁止しているのは、視聴効果の問題のほか、著作権上の問題も考慮してのこと)。民放はこれらのルールとの整合性をどう説明するのでしょうか。視聴の阻害となるような表示は即刻やめていただきたいと、改めて声を大にして言いたいと思います。
▼苦情・通報先リンク集
民放テレビ各局サイトの 問い合わせ(苦情受け付け)ページ |
|
キー局: 日本テレビ TBS フジテレビ テレビ朝日 テレビ東京 |
準キー局: 毎日放送 朝日放送 関西テレビ 読売テレビ テレビ大阪 |
800円 |
地デジ利権 著者: 世川行介 2,100円【送料無料】 |
756円 |
42,800円【送料無料】 | 75,390円【送料無料】 |
61,880円 【送料無料】 |
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緊急アンケート 「アナログ」表示で民放のイメージは?
トラックバック先:
ITmedia News:民放も「アナログ」マーク常時表示スタート
―――2011年7月3日 追記―――
アナログ放送終了カウントダウン表示を開始
2009年03月29日
「ちちんぷいぷい」 4月から東京でも放送!
このブログでもよく触れている毎日放送・夕方の人気情報番組「ちちんぷいぷい」が4月3日から毎週金曜日のみ関東でも放送されることになりました。
「ちちんぷいぷい」(月〜金、14:55〜17:50)は、1999年10月の放送開始以来、関西ローカルで放送されてきましたが、この4月から金曜日のみ東京のTBSや沖縄の琉球放送など数局で新たに放送されるとのことです。
以前から、もし「ちちんぷいぷい」が東京で放送されたら受けるだろうかと考えたことがあったのですが、まさか本当に放送されるようになるとは驚きです。独特の雰囲気の番組スタイルは、うまく受け入れられるでしょうか。
ただ、番組本来の司会者である角淳一さん担当の曜日でないのは残念。角さんあっての”ぷいぷい”なので、東京で角さんがどのように受け入れられるかは見たかったところです。でも、金曜日司会の西靖アナウンサーや東京で認知度が低いトミーズ健さん(レギュラー)がどのように受け入れられるかも注目したいところです。
ネットされるのは、ほとんどの局で15時から16時53分の約2時間。関東へのネットは、TBSの方から要請があったらしく、同じく関西発の読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」が東京で受けていることが影響したのかも知れません。
毎日放送では14時台にも関西発全国ネットの新番組「ひるおび!バンバンバン」を放送することになっており、その流れで「ちちんぷいぷい」もネットされることが決まったのだと思いますが、人気が出れば、月曜から金曜まで東京へネットということもあり得るのでしょうか?
〜ちちんぷいぷいで紹介されたグルメ〜
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ちちんぷいぷい物産展で”ぷりんどら”
キッチンぷいぷい 木曜日はカレー曜日
「ちちんぷいぷい」4時間に拡大
▲ちちんぷいぷいのキャラクター「ぷいぷいさん」(左)と毎日放送のキャラクター「らいよんチャン」(2006年4月・毎日放送前にて)。
「ちちんぷいぷい」(月〜金、14:55〜17:50)は、1999年10月の放送開始以来、関西ローカルで放送されてきましたが、この4月から金曜日のみ東京のTBSや沖縄の琉球放送など数局で新たに放送されるとのことです。
以前から、もし「ちちんぷいぷい」が東京で放送されたら受けるだろうかと考えたことがあったのですが、まさか本当に放送されるようになるとは驚きです。独特の雰囲気の番組スタイルは、うまく受け入れられるでしょうか。
ただ、番組本来の司会者である角淳一さん担当の曜日でないのは残念。角さんあっての”ぷいぷい”なので、東京で角さんがどのように受け入れられるかは見たかったところです。でも、金曜日司会の西靖アナウンサーや東京で認知度が低いトミーズ健さん(レギュラー)がどのように受け入れられるかも注目したいところです。
ネットされるのは、ほとんどの局で15時から16時53分の約2時間。関東へのネットは、TBSの方から要請があったらしく、同じく関西発の読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」が東京で受けていることが影響したのかも知れません。
毎日放送では14時台にも関西発全国ネットの新番組「ひるおび!バンバンバン」を放送することになっており、その流れで「ちちんぷいぷい」もネットされることが決まったのだと思いますが、人気が出れば、月曜から金曜まで東京へネットということもあり得るのでしょうか?
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