須坂屋そばの”へぎそば”［新潟遠征レポ］

昨年の遠征でいただいた「須坂屋そば」の「へぎそば」をご紹介します。

「須坂屋そば」は、JR新潟駅近くにある新潟名物の「へぎそば」がいただけるそば屋。東京・渋谷にも出店しています。

「へぎそば」とは、つなぎに布海苔（ふのり）という海藻を使った新潟県魚沼地方発祥のそば。「へぎ」とは、剥ぐ(はぐ)のなまりで、木をはいだ板を使った器を「へぎ」と呼び、そこに入れるそばを「へぎそば」と呼ぶようになったとのこと。「ふのりそば」という名で提供しているお店もあります。

遠征の際、このお店では、同じく新潟名物のタレカツ丼(ミニタレカツ丼セット・820円)をいただこうと思っていたのですが、店先に読売テレビ「秘密のケンミンSHOW」で、このお店の「へぎそば」が紹介されたと、写真付きで紹介されていたので、急きょ変更し、「へぎそば」をいただくことにしました。

へぎそばの「手振り」(1.5人前・830円)と、ケンミンショーの写真で天ぷらも写っていたので、「天ぷら盛合せ」(小・620円)も合わせて注文しました。

早速、初めてのへぎそばをいただいてみますと、何ともつるつるしていて、なんて喉越しが良いのでしょうか。海藻のつるつる感がダイレクトに伝わる初食感のそば。

見た目、たくさんの量のそばも、喉越しが良いので、さらさらと食べてしまえました。天ぷらも申し分なく、残っためんつゆで、そば湯もしっかりいただき、大満足でした。

これ以来、へぎそばは極もんの好物となり、大阪に帰ってからも、百貨店の物産展や新潟県のアンテナショップ「じょんのび にいがた」で、購入して自宅でいただいています。「じょんのび にいがた」は、梅田の地下街「ホワイティうめだ」にあります。

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新潟名物「政家」の”タレかつ”［新潟遠征レポ］

今春の遠征取材旅でいただいた「政家」の「並かつ丼サラダセット」をご紹介します。

「政家」(まつりや)は、株式会社とんかつ政ちゃんが経営するかつ丼専門店。同社は新潟市内を中心に「とんかつ政ちゃん」「政家」などを９店舗展開しています。

今回は、列車で深夜０時前に新潟駅に到着するということで、０時を過ぎても営業している新潟名物「タレかつ」のお店がないかと検索したところ、こちらの新潟駅南店を見つけたので、訪問することにしました。ＪＲ新潟駅近くの「ドン・キホーテ」内にある店舗です。

「タレかつ」とは、玉子でとじず醤油ダレをかけたかつ丼のこと。新潟では、かつ丼といえば、これが一般的なスタイルなのだそうです。最近では、ご当地グルメとして注目されたため、「タレかつ」という呼ばれ方がされていますが、以前、ご紹介した岡山の「デミかつ」(デミグラスかつ丼)同様に、通常、現地では、このスタイルのものが単に「かつ丼」と呼ばれています。

「とんかつ政ちゃん」の創業者は、新潟で最初に「タレかつ」を出していた「とんかつ太郎」で修行ののち、昭和４０年(1965年)に独立して「とんかつ政ちゃん」を開店しました。そのため、こちらは、かなりルーツに近い味がいただけるお店と言えます。ちなみに「タレかつ」という呼び名は、現在の「とんかつ政ちゃん」代表が考案したとのことです。

さて、こちらで注文したのは、「並かつ丼サラダセット」です。「タレかつ」と大変魅力的な１２種類の中から選べるサラダと、味噌汁、デザート(ミルクプリン)がセットになっています。ご飯は、大盛りでも同額ということで大盛りにしました。味噌汁は、おかわり無料です。

早速いただきますと、「タレかつ」は、醤油ダレがしっかり染みこんでおり、また軟らかくて味わい深いです。小振りのかつが３枚のっています。ご飯には、タレは控え目。もうちょっと染みこませてほしいと思いました。

サラダは、「生ハムとチーズ」を選択。「マスタードビネガー」ドレッシングがかかっております。こちらも大変おいしくいただきました。

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山梨名物「ほうとう不動」の”ほうとう”［山梨遠征レポ］

今春の山梨遠征取材旅でいただいた「ほうとう不動」の「不動ほうとう」をご紹介します。

「ほうとう不動」は、河口湖周辺で４店を出店する山梨名物「ほうとう」のお店。テレビ朝日「シルシルミシルさんデー」(2月2日放送)で紹介されたことで知り、訪問することにしました。

「ほうとう」とは、小麦粉で作った麺と野菜を味噌仕立ての出汁で煮込んだ料理。使う野菜に決まりはないということですが、どこのお店でもカボチャを入れることが基本になっているようです。

今回訪れたのは、東恋路店。富士急でたどり着いた河口湖駅前にもお店があるのですが、東恋路店の建物が大変ユニークだということで、富士山を眺めながら、約２ｋｍを歩いて行くことにしました。

東恋路店は、まるで、巨大なかまくらのような建物です。建築家の保坂猛氏による設計で、背後に見える富士山にマッチするようにデザインされたそうです。世界の多数の建築賞を受賞しているとのことです。

中も外から見たイメージ通り、ユニークなドーム状で、柱がなく大変開放的です。日中は自然光のみで光が行き渡るように設計されているそうです。ちょうど窓から富士山が見える席に座ることができました。

いただいたのは、看板メニューの「不動ほうとう」(1,080円)。このお店のほうとうは、この１種類のみで、メインとなるメニューもこれ１種。他に「馬刺」、「もつ煮」などサイドメニューが少々あるのみです。

不動ほうとうは、鍋に入ったアツアツで出て参りました。早速いただきますと、麺は、大変コシがあり、もちもち。主な具材は、カボチャ、はくさい、きのこ、ニンジンなどで、この野菜と、味噌の出汁の相性が大変よく、ほうとうもさることながら、野菜がうまくてたまらなかったです。ボリュームも満点で大変満足いたしました。

信玄武者ほうとう(野菜付・4食入) 1,620円	平井屋 山梨名物 ほうとう&富士吉田名物 吉田のうどん 9人前セット 2,800円
わたなべ食品 夏のほうとう おざら(5〜6人前) 3,078円	富士吉田 馬もつ煮 1,260円

河口湖温泉 ホテルレジーナ河口湖

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【長野遠征レポ】味のきばらしの”あんかけ焼そば”

今春の長野遠征でいただいた「味のきばらし」の「あんかけ焼そば」をご紹介します。

「味のきばらし」は、しなの鉄道屋代駅近くにある創業４５年になる食堂です。訪れたのは、しなの鉄道と並ぶホームから出ていた長野電鉄屋代線が運行を終えた３月３１日。屋代駅発最終列車に乗る前に、屋代駅周辺で夕食をいただこうと、歩き回って見つけたお店でした。

長野でやきそばといえば、中華のあんかけが一般的なのだそうです。これが名物になっているということで、いずれ長野駅周辺でいただこうと思っていたのですが、屋代にて、メニューに「あんかけ焼きそば」を掲げているこのお店を見つけたので入ることにしました。

「あんかけ焼きそば」は、６３０円。見かけは地元関西の中華料理店で食べるあんかけ焼きそばと同じですが、いただいてみますと、麺が独特の食感で、たまらないうまさです。

長野では、からしを溶かした酢をかけて食べるのが、一般的ということですが、こちらのお店では、からしのみが添えられていました。関西では、焼きそばにからしを付けて食べることがないので、こんなものいらないと思ったのですが、試しに付けてみますと、意外に合いました。ボリュームも満点で満足の一皿でした。

【地図】味のきばらし

しなの鉄道屋代駅から徒歩4分。

住所：長野県千曲市桜堂500-1

営業時間： 11:30〜14:00 17:00〜21:00

定休日：なし(※日曜・祝日は予約のみ)

地域別旅行ガイド【甲信越】

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【長野遠征レポ】須坂新名物「松屋」の”みそすき丼”

今春の長野遠征でいただいた「そば処 松屋」の「みそすき丼」をご紹介します。

明治から大正期にかけて製糸業で栄えていた長野県須坂市。当時、製糸商人へのおもてなし料理として、工場主が振る舞っていたのが、信州須坂みそで味付けしたすき焼きでした。これをヒントに須坂の新名物として４年前に誕生したのが「信州須坂みそすき丼」です。

須坂みそを使った特製の割り下が開発され、この割り下と須坂の伝統野菜「村山早生ごぼう」を使用することが「みそすき丼」認定の条件。「みそすき丼」は、市内の数店舗で提供されており、条件を満たしつつ、各店の個性を出したオリジナルの丼が味わえます。

さて、松屋さんの「みそすき丼」は、サラダとみそ汁が付いて８４０円。豚肉の上には、スクランブルエッグ状の玉子がのっていて、ふわっふわ。下には、ごぼうやタケノコがたっぷりでヘルシーです。丼が結構深く、ボリューム感も満足でした。

「みそすき丼」に続いては、みそすきを中華まんにした「みそすきまん」なるものも誕生しており、今度はこちらもいただいてみたいところです(店舗により、店内でいただける所と冷凍販売の所あり)。

みそすき丼、みそすきまん取扱店一覧(須坂市ホームページ) >>

【地図】そば処 松屋

長野電鉄須坂駅から徒歩12分。

住所：長野県須坂市大字須坂(上中町)152

営業時間： 11:30〜14:00 17:30〜20:00

定休日：火曜日

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